食事を喫茶店で娘としていると、娘が突然 「首締められてる苦しい。」 娘の後ろは壁。人の入る隙間もない。 「背中もトントンされてる、なんかいる？」 「う〜ん。もしかしたら下に敷いてるかもしれないから1度立ち上がって」 がたっと立ち上がって少しして…

前住んでいた家。 娘は自室がある2階に上らなかった。 部屋には机も本棚もおもちゃも揃っているのにひとつも上がらないのだ。 私は娘になぜ2階に上がらないのかを聞いた。 すると 「2階には声だけのおじさんがいるから、怖いから上がりたくない」 と、言った…

家族揃って車で出かけた。父が運転し、母が助手席、私は後ろの席に乗った。 時間は昼。 よく通る道の歩道によく太った赤ら顔で笑顔のおじいさんが寝ていた。 私は 「あらあら、昼間から酒飲んだんかな。幸せそうな寝顔やな。」 と思ったのをはっきり覚えてい…

うちの母が一時期色んな場所で目撃された。 「○○さん昨日どこぞかのスーパーにいたやろ」 「○○さん、この間どこぞかでご飯食べてたやろ？」 「○○さん、あんた車どうしたん？どこぞかを歩きよったろ？」 と、こんな調子で仕事でそんな所にいるはずのない母を…

UFOと思う。 子どもの頃、東京の福生市と言う所に住んでいた。 近所の銭湯によく行っていたのだが、その駐車場で見た。 最初は星だと思ったのだがよく見ると点滅しているようだ。 するとまた同じような光る点が現れて2つ凄い勢いで進んで消えた。 直後数が増…

入院中のある日 入院中部屋を移動することになった。ちょっと距離があるからとベッドに寝たまま移動することに。 「急にごめんねーほんとにごめんねー」としきりに看護師さんが謝っていたのでなんでかな？と思った。 確かに結構奥まっていて前の病室からはか…

子どもの頃3度ほど転校した。 ２回目の引越し先で仲良くなった友人がいた。 歳の離れたドラマーのお兄さんがいて、タンスの引き出しを出してドラム代わりにして練習してるとか、何度か引っ越したとか、彼女は色んな話をしてくれた。 そんな彼女は手が不自由…

子どもの時、1度いろは坂をタクシーで通った。 カーブは凄くてさすがいろは坂と思った。 カーブは沢山あるのに何故か1箇所だけ、急に吐き気が酷く頭も痛くなった。 母にその事を言ったのを聞こえたらしく運転手さんは、 「あら、お嬢さんは霊感があるんだね…

子どもの頃の事。 当時住んでいた家は、高いフェンス（150cmから200cm）と生垣に三方を塞がれ、左側のみ引き込み道路に面していた。 「ぎャッ、人がいるっ」 ある晩夕飯の支度をしていた母が叫んだ。 台所はひろば側に面していて、 声をききつけすぐに、父が…

子どもの頃住んでいた家の隣の奥さんは不思議な方でした。 「私は知人が死ぬのが分かるんよ」 えっ？ 「夢にね日めくりのカレンダーが出てくるの。カレンダーはパラパラめくれ、ピタリと止まるの。その日に亡くなるのよ。今年は2人亡くなったの。」と。 不思…

実家にいた時のこと。 最初は味噌汁の匂いだった。 うちではその日味噌汁を作らなかった。 だが匂いが家中にした。 まぁ匂いならば隣家や周辺の家から漂ってくることはあるだろう。 次は足音だった。 これも近所のものかもしれないが、何年もそこに暮らし、…

入院していた時のこと。 体調も落ち着き、自分で動けるようになった。 入院は病状が軽くなると途端に暇になる。 私は暇つぶしのために病室傍の職員用エレベーター前の開かない明り取りの窓から外を見ていた。 時刻は19時ぐらい。 少し体を動かさないと眠れな…

親戚から聞いた話。 毎日同じ夢を見たそうだ。 カーブ、崖。 田舎でそんな場所はたくさんあるし、しょっちゅう通っていたのでなんでかな？ぐらいにしか思っていなかったそうだ。 ある日若者がバイクで出かけたきり帰ってこないと聞いた。 もしやと思い、夢で…

家の中に子どもがいる。 うちは3人家族。夫に私、娘。 家事をしていて下を向いていたが、足音がしたので娘と思い、洗濯持ってといてと言ったが返事がなく見ると姿がない。 すると隣室の娘がなに？と聞いてきた。 この足音は私だけではなく娘もきいている。 2…

以前住んでいた家には ただ立っている男性と思われるなにかがいた。 何故こんな言い方をするかというと、私は見えないからだ。ただ気配を感じる事は時々できるからだ。 この男性はいつもリビングにいるらしいが、夜の方が気配がはっきりする。 ある日リビン…

父から聞いた話。 保養所のレストランで仕事をしていた。 保養所には温泉があり、父は仕事終わりに入って帰ったり、家族で利用したりしていた。 この温泉には幽霊がでる。 働いている人たちのあいだでは有名である。 夜中に大浴場に行くと脱衣場に上がる上り…

うちは昔レストランをやっていました。 1階に吹き抜け部分があり、2階の高さに明り取りのためのはめ殺しの窓がありました。 最初に気づいたのは母だったとおもいます。 時間は夜の11時位。 「あれ、なんか反射してるのかな」 母が指さした先にははめ殺しの窓…

住宅メーカーの方の話。 その方は不思議なものが見える方でした。 ある日お客様の家にリフォームの打ち合わせで出かけたそうです。 その家は一軒家でお年寄りご夫婦の二人暮しでした。 話しているとご夫婦の後ろのふまが少し開いている事に気がついたそうで…

父の掌に2×2cm位のしこりができた。 整形外科で切除が決定したが、しこりの場所は神経が集まる場所で、もしかしたら手が動かなくなるかもと言われた。 父は調理師でフライパンを持ち包丁を使う為不安だが、どちらにしろ切除してみなければ分からない。 手術…

本家は江戸時代から医者の家系でかなり大きかった。 掘りごたつに雪見障子があり、長い廊下があり、私は好きでしょっちゅう遊びに行っていた。 ある冬の日、両親とその家に行った時の事。 私は台所でそのうちに住む叔母さんとそこの娘と（大人）共にお菓子を…

両親から聞いた話。 私は覚えていないのだが。 ある日遠方から親戚が家にやってきた。 久々の再会にリビングで盛り上がってわいわい騒いでいたそうだ。 すると、隣室の仏壇のある部屋から幼い私がやってきて 「うるさい！今、ひいおばあちゃんが歌ってるんだ…