渡れない

聞いた話1

数学の先生の弟は見える人で生活に不自由なところがあった。

それは線路を渡る時、渡れる線路と渡れない線路があり、大回りりなくてはいけない時だそうだ。

 

聞いた話2

うちの近所の線路で人身事故があった。

母親の知り合いはちょうどその場に居合わせたそうだ。

遮断機が下りてたっていた親子が中に入るのを見て止めなきゃと思ったけれど、その親子、特に母親の目を見たら体が動かなくなったらしい。

 

ものすごい覚悟した目だった。

 

といい、それ以来その踏切は渡れないそう。